戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2017年08月25日 金曜日 お隣…

連日、北朝鮮のニュースで世界をにぎわしている。
メディアもネタができてほっとしているかもしれない。
一躍有名になっている北朝鮮。
でも…
ミサイルを発射して有名になっても
どれだけのお金が捻出されているかを考えれば
そのうち
北朝鮮もミサイルを発射しなくなるだろう。


戦争を起こすにもお金が必要である。
もっと言えば、
お金のある国が戦争をするのである。


武器がなければ戦えない。
武器はそれなりにお金がかかりますから。


武器を購入するために
武器を作るのに


どれだけの労力を費やすことか。


その武器が平和利用のために使われても
その武器が戦争利用のために使われても


悲惨という二文字がついてまとう。


そのことについて考えているのだろうか。


平和を維持するための戦争。
なんかおかしくない?


いつもそう思う。


平和を維持するために防衛はしなきゃ…


確かに…って思うけど
70年ちょっと前のことを忘れたころに


防衛という名の軍事的行動をとるのも…


一時期、反戦運動が盛んだった。


No War
Peace


そんな言葉が飛び交った時代。
平和を維持するために武器って必要なのだろうか。


いつも、そう思う。


ガンジーは、非暴力無抵抗を訴え続け、結局武器の前に倒れた。


やっぱり、平和主義は武器にはかなわないのだろうか。


私は、平和を維持をするために何をしたらいいのだろう。
鎧を体につけるのはいやだ。
それじゃ、心に鎧でもつけようかな。


戦争って、悲惨な状態を生む。
戦争っていえば、どんなことか、すぐにみんな、答えられる。


でもね、
平和っていったら
なにがどう、平和なのか
平和な状態ってどんなことかって言われたら
結構、説明に困ると思う。


平和って…
ただ単に、戦争の反対ってことじゃないと思う。


旦那が浮気して離婚…
子育てが母親が一人で、必死に働いて…
その子供はグレて、手に負えない…
収入もままならない…


なんてことになったら
その人にとって平和なのだろうか。


お隣のことも物騒で困るけれど
戦争と平和について考えたとき


平和を維持するための戦争や
その平和ってなんだろうって考え始めるとわかんなくなる。


たった一つ言えること…


戦争は悲惨しか生まない。
戦争は平和を生まない。
戦争は破壊すること。
戦争は建設することじゃない。
戦争は国と国の大きなそして、みんなを巻き込んだケンカ。


それだけは言える。
あとのことは、わからない。


平和を維持するために…
あの国に武力制裁をするために…
自国の権力を誇示するために…
自国の権威を世界に知らせんがために…


戦争という二文字は存在するのだろうか。


いつも、ここまでくると、わからなくなる。
長い夜を過ごしている間に、ちょっと考えてみた。


結局、わからずじまいだった。

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