2021ねん01月28日 木曜日 100秒…
Bulletin of the Atomic Scientistsは、1月27日に
人類による地球破壊までの残り時間を
100秒
としました。
これは、去年と同じ残り時間です。
世界終末時計として有名なこの時計。(Doomsday Clock)
新型コロナのパンデミック、核戦争、気候変動の脅威が、100秒という時間を表示させました。CEOであるRachel Bronsonさんは、
死者を出し、恐怖をあおる新型コロナのパンデミックが歴史的な軽症となり、
各国政府や国際機関には核兵器と気候変動という文明を滅亡させる
真の脅威に対する準備ができていないことが明らかになった。
と表明しています。
この世界終末時計は1947年に設置されて以来、最短の時間が2年続いています。
これだけ、世の中を脅かしている出来ごと、今回は教科書にのるのでしょうか。
スペイン風邪の事は、ほとんどの教科書で取り上げず、その時に起こった世界恐慌の話に集中しているのです。あの時に、スペイン風邪で亡くなった人たちは多く、3年間もパンデミックが続きました。今回のパンデミックはいま、2年目なのです。
2年目のパンデミックの犠牲者数はスペイン風邪でも、1年目に比べすさまじく多くなり、
今回の新型コロナによるパンデミックもその兆候が見られていることが非常に心配なのです。