戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2022年07月29日 金曜日 気象警報

ブラジルはサンパウロ。
気象警報が出された。


気温の低下 激しい


7月29日(金), 15:00 GMT-3 から 7月30日(土), 23:00 GMT-3 まで


原文は以下の通りである。
Aviso de Declínio de Temperatura. Severidade Grau: Severe


INMET publica aviso iniciando em: 29/07/2022 15:00. Risco à saúde. Declínio maior que 5ºC.


それによると、今日の午後3時から、気温が5度下がるとのこと。健康に注意だそうだ。
気温が下がると、冬だなと思えるが、連日雨が降らないのも困る。
カンタレーラの貯水量が40%を切り、まだまだ、雨が遠いところを見ると、断水するところが出てきそうだ。


世界的少雨傾向が言われて初めて久しいが、このままだと本当に水不足で困窮することになる。水洗便所を辞めないと、電気自動車云々といっている場合じゃない。


実は、水不足が続くとブラジルの電力事情も危うくなるのである。ほぼ、水力発電に頼っているブラジル。イタイプーから全土に送電されている。これが、まかなっているうちはいいが、電気自動車が普及すれば、ますます電力不足が加速する。


板挟みのブラジルである。


世界的少雨傾向 → 水不足 → 電力不足 → 太陽光発電?


とはいっても、太陽光発電は、結構、幅とるし。
土地が広いったって、いろんなところに太陽光パネルを取り付けたら、突風とかで飛ばされたり、投石されたり、結構、盗まれるなんてこともあるかもしれない。外にだしておくものは、なんでも盗むから、あんな高価なものを外に出して置いたら、みんな盗んで、安価で売り飛ばすなんてことは、容易に想像ができる。でっかい、サトウキビの収穫機が、盗まれ、犯人が捕まらないくらいのブラジル。太陽光パネルを闇で売り飛ばすくらいのことは簡単なこと。


今日の気象警報から、飛んでもない話になってしまったが、環境問題はヒトの問題にもつながっているのである。もう少し、真面目なヒトが増えないと、横流しばかりする習性を修正しないと、とんでもないしっぺ返しを受けることになるだろう。自然に美談なんて、存在しないですから。


昨日もニュースで、大豆に大豆かすや砂を混ぜて、水増しして流通させていたことが発覚した。だから…というわけでもないが、自家製で納豆を作ろうと頑張っていたが、大豆の産地であるブラジル。品質が悪く、なかなか納豆ができなくなっていることを不思議に思っていた私。そんなときに、水増しで粗悪大豆を流通させ、大儲けをしていた組織があったという事件が発生。物事ってつながるもんですね。


もう少し、いいことでつながってほしいもの。


連鎖反応は、いつも、雪崩のように悪いことが重なり、いいことが重なって起きたときは、だまされていることが多い世の中、世知がないなって思う今日この頃。


気象警報が飛んだところに落ち着いてしまった。悪しからず。

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