戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2020年12月02日 水曜日 網目…

法の網目をくぐって運営する会社が
このブラジルでは多い。
公然として運営している。


先日、40人以上が即したバスの大事故は生生しかった。
どのリポーターも
このニュースを涙なくして
伝えることができなかったのを見てもわかる。


誰が責任…
というよりも


こういう会社に頼る人々が多いこと自体に
問題があるが、
そこには、経済的に困窮している人たちが多いことが
社会的な問題としてある。


複雑な問題なのである。


ブラジルもアメリカも
Covid-19の感染を抑えられない。
それは、家にじっとしていられないためだ。
どうやっても
外にでて、感染を覚悟で商売に出ないと…
という人達が多い。


だいたい、軽症に終われば、
なんだ、大したことないってことで、
重症者が身近に表れたとき、
はじめて、
え!そんなにたいへんな病気なの(・・?


程度の認識の人が多いからである。


この法の網目をくぐれるようにしている社会システムは
貧しい人々を助けているように思えるが
実は、奈落の底に落としているだけなのである。


貧しい人は、いつまでたっても貧しく
裕福な人たちは、いつも裕福で
なんの苦労も知らないというのが


この社会なのである。


法の網目を小さくすぎると
富裕層が文句を言いだし
法の網目を大きくしすぎれば
貧困層の犠牲が増えるのである。


世の中って難しい。

2020年12月02日 水曜日 師走…

今年も師走がやってきた。
サンパウロはCovid-19の感染状況が黄色。
段階でいえば、三番目に危ない。
ところが、
本当のデータ分析から言えば、赤。


それは、
クリスマス商戦に向けた経済効果を狙ったものだから。


経済とCovid-19というウィルスを活性化する政策することは、
火を見るよりも明らか。


集中治療室の占有率はどんどんあがり、
中流、上流階級にCovid-19が蔓延している。


そのうち、
経済をけん引している中流上流階級の活動が鈍れば、
経済活動は自動的に鈍ることになり
活性化の政策で犠牲が増えることは必至である。


とんだ「クリスマス・苦しみ増す」である。

2020年12月01日 火曜日 予防接種…

Covid-19に対する予防接種について、国境なき医師団は言う。


世界は一つになることは難しい。


この予防接種に特許がある限り、
世界の感染の流行は防げないと指摘し
世界に訴えている。


元々、こういった開発は利益が無ければやらないのが普通。
製薬会社や他の研究機関も同じこと。


WHOのテドロス氏を始め、警告をしている。


どこまで、世界は一つになることができるんだろうか。
難しい現状がある世界なのである。


世界が一つになるって…