戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2020年12月02日 水曜日 網目…

法の網目をくぐって運営する会社が
このブラジルでは多い。
公然として運営している。


先日、40人以上が即したバスの大事故は生生しかった。
どのリポーターも
このニュースを涙なくして
伝えることができなかったのを見てもわかる。


誰が責任…
というよりも


こういう会社に頼る人々が多いこと自体に
問題があるが、
そこには、経済的に困窮している人たちが多いことが
社会的な問題としてある。


複雑な問題なのである。


ブラジルもアメリカも
Covid-19の感染を抑えられない。
それは、家にじっとしていられないためだ。
どうやっても
外にでて、感染を覚悟で商売に出ないと…
という人達が多い。


だいたい、軽症に終われば、
なんだ、大したことないってことで、
重症者が身近に表れたとき、
はじめて、
え!そんなにたいへんな病気なの(・・?


程度の認識の人が多いからである。


この法の網目をくぐれるようにしている社会システムは
貧しい人々を助けているように思えるが
実は、奈落の底に落としているだけなのである。


貧しい人は、いつまでたっても貧しく
裕福な人たちは、いつも裕福で
なんの苦労も知らないというのが


この社会なのである。


法の網目を小さくすぎると
富裕層が文句を言いだし
法の網目を大きくしすぎれば
貧困層の犠牲が増えるのである。


世の中って難しい。

×

非ログインユーザーとして返信する