2019年04月16日 火曜日 元号…
今年の元号は「令和」に代わる。
ところで、年度の元号はどうするのだろうか。
「平成」に始まった平成31年度。
このまま、「平成」でいくのだろうか。
それとも、「令和」に代わるのだろうか。
令和に代わるとなると…
平成31年度の卒業生はいなくなり
令和元年度の卒業生が現れる。
平成31年度の入学生はいるが
令和元年度の入学生はいなくなる。
年度の場合、同じ西暦でも途中で元号を変更すると
ややこしくなる。
もともと
天皇の代替わりに元号を変更するようになったのは、明治時代のこと。
一世一元の制が定着したのはつい最近のことなのである。
よく、社会の授業のときに説明していたのを覚えている。
実は、君主が空間のみならず時間も支配するという思想からこの一世一元の制が生まれたのである。つまり、この元号は、君主の正統性が優越もしくは対等であるという意識を生んでいるのである。
元号…
これって結局、君主の正統性を象徴するので「天皇」を中心に据えた考え方なのである。
今の時代に
元号って
みんなはどう、考えているのだろう。
元号と君主を切り離しがちでどちらかが独り歩きする話題に欠かせないが
もともと表裏一体の話題なのである。
そんな元号を
私は…
昭和→平成→令和
とまたいで生きることになる。
もし、人生80年とすると、
天皇が次に代わるときも私は生きているかもしれない。
そうなると
昭和→平成→令和→〇〇
と4つの元号を生きることになる。
そんなときに
「あなたはおいくつですか」とボケ診断をするのに質問されても
「えーっと」
としか答えられない。
ボケてなくても
もう、年を数えるのがおっくうになってきた今日この頃である。