だいぶ古い本だが
核抑止力を題材にした本を読んだことがある。
「核先制攻撃」
強い武器を大量に持つことにより、抑圧できるという考え。
実際に戦争をするよりもいいかもしれない。
ただ、その維持費は馬鹿にならない。
しかも、
俺はこれをもっているんだから
それでも、戦うの(・・?
という理論がまかり通ってきた。
それが世界。
しかも、戦争や紛争が起これば
平和を維持するために軍を送り、戦争をする。
平和を維持するためにである。
平和のための戦争をし続ける世界。
それが、地球全体の考えである。
平和を保つためには戦い続けなければならない。
それが、いまの平和な世界なのである。
私は、本当にそれでよいのか…
といつも思うのである。
平和な世界ってなんだろう。
戦いのある世界が平和な世界としか思えないのである。
つまり、戦争がなければ平和が持続されないとしか思えないのである。
「平和」ってなんなんだろう。