戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2019年10月29日 火曜日 現生人類…

現生人類は20万年前、ボツワナ北部で誕生したらしい。
10月28日、科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

ホモ・サピエンス・サピエンスが誕生したその正確な場所はというと…

「L0」系統のDNAを高い割合で保持することが知られている民族グループ「コイサン」に属する200人からDNAサンプルを採取した。コイサンは現在、南アフリカとナミビアに暮らしている。


 そのサンプルを地理的分布や考古学、気候変動のデータと合わせ、ゲノム年表を作製。その年表から、L0系統の起源が20万年前のザンベジ川(Zambezi River)南方のボツワナ北部にさかのぼるらしいことが分かったのである。


 この地域はマカディカディ・オカバンゴ(Makgadikgadi-Okavango)と呼ばれ、現在は主に荒原が広がっているが、当時はビクトリア湖(Lake Victoria)の約2倍の大きさの巨大湖があったという。人類は同地域に約7万年の間住んでいたが、約13万年前に起きた気候変動により世界各地に広がっていったらしい。


 推理小説よりも面白い話である。


こんなことを夜な夜な読んでは、まとめる私である。

2019年10月29日 火曜日 訃報…

あの緒方さんが亡くなった。
難民受け入れに積極的だった。
島国根性のニッポンを改めるべき…



あの八千草薫さんが亡くなった。


ご冥福をお祈り申し上げます。

2019年10月28日 月曜日 軋轢…

国家あるいは、民族間の軋轢について


このことについて考えるとき
種の存続について考えてみるといいと思う。
種を存続するためには、
排他的な考えが有効になってくる。
つまり、雑種を生まないように
純粋種だけにするために


己の種はいいけど
ほかの種はダメ。


もっと言えば、


己の種は優秀。
他は劣勢。


となれば、他種間の交配を避けることになる。


つまり、「種の存続の防衛機能」が「国家あるいは、民族間の軋轢」を
巻き起こしているに他ならないと思うのである。


その証拠に
中近東、ヨーロッパをはじめ、日本を含めた東アジアの諸国の
国際関係はギクシャクしたまま、今日に至っている。


これだけ、
グローバル化
国際化が進んだ世の中なのにである。
これらの地域は、似通った文化・伝統がある。
にもかかわらず、協調できない。協調するどころか、自国の意見を強調するあまり
国際関係を悪化していることすらあるのである。


その一方で
国際分業が進み、経済的に複雑につながっている世界経済。
経済的な面から言えば、
グローバル化や国際化をするのが望ましい。


生物学的にいえば、グローバル化は、種の存続の意に反することになる。


つまり、
人類は種の存続を意識するあまり、
地域紛争が収まらず
自虐的行為をすることにより
戒めようとしているのである。


つまり、経済の発展は種の存続を脅かす結果になっているのである。


人類は、自殺願望の強い人間が生きているのと一緒なのである。
別な言い方をすれば、自爆装置のボタンを押した人類がいるのである。


それは、集団自殺をする生物特有の習性の一つなのかもしれない。


と、今回の会合で思った。