2021年01月23日 土曜日 感染力の脅威…
イギリスロンドン大学公衆衛生学 熱帯医学大学院(LSHTM)の疫学者、
アダム・クチャルスキー(Adam Kucharski)氏の話。
感染力が50%増しのウィルスは、
致死率が50%増しのウィルスよりも社会的問題を引き起こす。
実効再生産数(R)が1.1→致死率0.8%で、死者数129人/月。
☝一人の患者が平均1.1人感染させるという割合のこと。
実効再生産数(R)が1.1→致死率1.6%で、死者数193人/月。
感染力が50%増しになると…
つまり
実効再生産数(R)が1.65→致死率0.8%で、死者数978人/月。
変異株は、若者にかかりやすく学校を閉鎖すべきとの見解も出されている。
現行のワクチンが効くかどうかより生産が間に合っていないから
事態は深刻だと受け止めるべきだと思う。
そんな中、若者を中心に感染する変異株が蔓延するブラジルは、学校を再開する。
サンパウロインダイアツーバ市では、若者の感染、入院が多いのは、納得できる話である。