戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2020年07月29日 水曜日 Covid-19…

ブラジルにおけるCovid-19の死者数は
毎日、千人。
2億人強いるブラジル人からすれば、少ない。
必要のない死が毎日、千人でていることを軽視する風潮があるのが、
悲しいことだ。


集団免疫の考え方は
簡単に言えば、


国民が2億人いるとすると
国民の二人に一人がCovid-19に感染し、
100万人の尊い命が亡くなること。
そのとき、その集団はCovid-19に対して免疫ができるとする考え方である。


この数字は医療崩壊も起きず、経済的打撃も受けずという理論的な数値である。


ブラジルは、なすすべがなく結果的に集団免疫をつける方向に向かっている。
本当に大丈夫なのだろうか。
死者数も感染者数も
増加率が一定になった、つまり、高止まりで拍手喝采する
サンパウロ州政府だが、
非常に危険な状態であることを憂うことがないのが残念なことである。


感染ピークも迎えることなく
自分自身の職場も在宅勤務から、従来の職場勤務へと移行する。
こういうときこそ、
働き方改革を見直し、新しい安全な心身ともに健康でいられる働き方を模索すべきだが、
いつも、後戻り、後ずさりすることの方が多いように思うのは
私だけだろうか。

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