戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2021年06月23日 水曜日 雨降って…

【雨降って地固(じかた)まる】


雨が降ったあとは、地面がしまることから、問題が起きても、その結果として、物事がうまくいくことをいう。


解決しようと努力すればするほど、泥沼状態になるけれど、ふたを開けてみれば、うまくいって、万々歳ってことになることもあるというたとえ。


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 最近、毎日のように2千人の方々が新型コロナで命を落とされているという現状があるのにもかかわらず、駐在の方々は、どこ吹く風で強気。それは、東京五輪を強行突破するのとどことなく似ている。安全・安心とかではなく、ワクチンの公平性もない出場選手への分配やいまだに終わらないパンデミックのさなかに、よくもお祭り騒ぎを好んでするニッポン。


 昔、不景気になって大変だったときは、お祭りも中止なんてこともあったのに。
親の不幸があっても、きっと、お祭り騒ぎをしても、だれもおとがめしない世の中になったんだろうニッポンって。


 そんな風に思うようになった。何が、東京五輪の原動力なのかまったく、私にはわからないし、たとえ成功に大会が幕を閉じても、まったく喜べない大会だと私は思う。

2021年06月22日 火曜日 雨に…

【雨に沐(かみあら)い風に櫛(くしけず)る】


「降る雨で洗髪して、吹く風で自然に髪をすく」ということから、


忙しく働いて風雨にさらされ苦労することをいう。


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 まさしく、新型コロナでパンデミックになり、仕事のやり方も生活も変わり、
毎日、忙しくしている私には、これ、ぴったりなのである。


あーああ、いやんなっちゃった、あーあーあーあ、おどろいた!


って感じである。

2021年06月12日 土曜日 網(あみ)なくして

【網なくして淵(ふち)にのぞむな】


網も持たないで、魚を取ろうと、淵にいても無駄ってこと。
それよりも、何事にも、用意周到にして万全の体制で臨みなさいということ。


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ブラジル、ボルソナーロ大統領は、新型コロナに感染した人やワクチン接種をした人は、マスクを外してもいいじゃないか 運動を繰り広げています。どこまで、馬鹿さをだせば気が住むのでしょうか。ただ、日本の不要不急ではない東京五輪開催に一生懸命議論しているのと同じくらい低レベルだと、私は思います。ワクチンの公平・平等な分配もせずに、五輪参加選手に優先的にワクチン接種を行い、胸をはるIOCの面々にいいたいです。いまこそ、世界が一つになって、パンデミックを終わらせ、みんなでおいしい空気を吸いませんか。


そんな人は、私ひとりなのでしょうか。
お金なんていつでも稼げる。
失った命は、だれにも取り戻せないという事実を
みなさん、どう受け止めているのでしょうか。