戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2020年11月21日 土曜日 森の再生…

フランス南東端のグラン・バリー(Grand Barry)自然保護区で
欧州最大級の再野生化実験が行われているが、地元をはじめ反対の意見もちらほら。


植林などの人の手を加えずに
自然の働きで生態系を回復しようと実験中なのである。


間伐も種の再導入もせずに自然任せのやり方。
木が倒れてもそのまま。
きっと、未来の原生林ができあがるはず。


昆虫や小動物が増えれば、猛禽類、草食動物、肉食動物も増える。


地元からは、釣りや狩りなどの伝統的な経済・娯楽活動にマイナスになると反対意見があがっている。
地元経済に悪影響を与えるという。


自然には人が必要で、自然には管理が必要な事なのか、
それとも、人類絶滅しても自然はきっとあるのであれば、自然に任せておくべきなのか。


長い時間をかけて、きっと、答えは見つかることだろう。

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