2022年10月14日 金曜日 ミニマリスト
ミニマリストとは、ケチな生活をすることではない。
生きていく上で、必要最小限のことだけをそろえ、行うことだ。
ミニマリスト(minimalist)とは「本当に大切なもの以外を削り、自分が大事にしていることに全精力を注げる人」としている。
日本においては、『最小限のモノで生活する人=最小限主義者』としている。
断捨離は、その一つの方法を教えている。
新しきを断ち、不要なものを捨て、モノへの執着から離れるのが断捨離。
生きていくうえで、必要最小限のことだけを見つけ、それだけをすればよいという考えだ。つまり、無駄を省きなさいという考えに基づいて、仕分け作業をして、余分なことや無駄を省いた生き方をしなさいということであって、けちけちした生き方をしなさいということでは決してない。もっと言えば、生きていくうえで、合理的で、かつ、効率のよい生き方をしなさいということになる。
昔、生活空間は、三畳もあればよいとされた。いまは、大きな家を持ちたがる。
大きな家は、掃除も維持も大変だし、第一、購入することすらままならない。
ちっちゃな家は、安価だし、掃除も維持も楽ちんである。
人生において、することも、持ち物も、省けば、かなり、スリム化が進む。
つまり、人生において、蓮舫さんが言っていた仕分け作業をすることだ。
無駄をすることがないので、時間にも、心にも余裕がでてくるはず。
それは、いままで、余計なことをしてきたのが無くなるからだ。
衝動買いもない。
贅沢もない。
時間も、お金も、無駄遣いがない。
行く必要のない買い物はする必要がない。
ほら、結構、いろんなことが省けるのである。
ミニマリストになると、
心のゆとりが生まれ、
生活のゆとりが生まれ、
そして、最小とは逆の大きな豊かさを得られるのである。
最近、耳にするミニマリスト。
それについて、考えてみた。
そう、飽食の時代から、質素な時代へ。
つまり、あの鎌倉時代の質素な武士の生活こそ、ミニマリストなのかもしれない。
そう、思った。