2022年08月16日 火曜日 セイウチの安楽死
ノルウェーで人気者になったセイウチが安楽死させられた。
ヒトに危害を加える恐れもあるかもしれないからだ。
ただ、これには、反対意見もある。
動物の権利を主張する団体からは、別な方法もあったのではないかと。
確かに、危害を加えるリスクが高いという判断が妥当だったのかという問題もある。
ヒトの立場からすれば、600㎏もある巨体に近づいて撮影をするというのは、興味もひくから当然のことと考えるから、普通に行ってしまう。セイウチのユーモラスな恰好は人気者になる素質十分。
でも、ヒトにも、もう少し、注意した行動をとるべきだったのではないだろうか。
私はそう思った。
これが、大蛇だったり、狂暴な動物が出現したというのならば、安楽死をさせても、当然だと考える人が大半だろう。セイウチのように愛らしい恰好をしている動物を安楽死させるとうと、意見は分かれるところ。
ヒトは見かけによらない…
というけれど、実際、ヒトも動物も見かけによるところが大である。
クモが足元に現れたら、かわいいって言って、手に取る人は、ほとんどいない。
それと同じだ。グロテスクなものや毒のあるもの、まして、狂暴な動物が出現したら
みんな逃げるか、はやく殺してー!の連発である。
セイウチだったら?
みんな、記念写真を撮るのである。
それが、大衆の意見だし、行動である。行政がとった今回の行動の是非が問われる中、安楽死をさせてもいいものと悪いものがあるのかなって思った今回のニュースだった。
みんなは、どう思う?