戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2022年07月24日 日曜日 増える感染に思う

日本で、新型コロナが猛威を振るっている。
心配である。
私の弟家族の大半は、ワクチンを接種していない。


新型コロナのワクチンを接種していない人は、重症化する確率がずっと高くなる。
私のいるブラジルでは、多くの犠牲者を出したのは、記憶に新しい。
しかも、ブラジルも感染者がどんどん増え続けている。
それにも関わらず、マスクをする人は、まず、いない。


新型コロナに対する集団免疫は獲得できないといっていい。
次にどんな変異株がでるか、その変異株によっては、多くの犠牲者を出すことになりかねない。WHOでもそれを危惧している。


巷では、ワクチン接種に対する間違った概念が横行していたり、新型コロナを軽視する人がいたり。


難しい新型コロナによるパンデミックの収束だ。


そして、現在、サル痘の非常事態宣言がWHOから出された。この一か月間に流行は免れないという。しかも、発症は、ほぼ男性。


こんなとき、ヘルペスにかかった知人。
もしかして、サル痘(・・?


そう、冷やかしている私だが、あまり、侮れない話であることは、確かだ。


もっと、恐ろしいウィルス(感染症)は、ニパウイルス感染症。
日本の厚生労働省では、臨床的特徴を以下のように説明している。


 感染経路は感染動物(主にブタ)の体液や組織との接触によると考えられている。通常、発熱と筋肉痛などのインフルエンザ様症状を呈し、その一部が意識障害、痙攣などを伴い、脳炎を発症する。


致死率が40~100%。(厚生労働省検疫所の記事)

👆詳しくは、こちらをご覧ください。


このニパウイルス感染症は、人獣共通感染症だ。1998年にマレーシアで流行、その後、インド、バングラデシュ、シンガポールなどで発生しています。上の記事には、最近、インドで発症した例が書かれています。


感染経路は、先にも記したが、感染動物との直接的な接触、ニパウイルスに汚染された食品の摂取、感染者との濃厚接触などという。


これまでの流行は、冬から春にかけての季節的なパターンがあるらしい。しかも、コウモリの繁殖期やコウモリによるウイルス排出の増加、果物の収穫期などのいくつかの要因と関連しているとWHOはみている。いまのところ、単独の症例であって、地域レベルでも、国レベルでも、リスクは低いとされている。このニパウイルス感染症が発症したからといって、その国の旅行や貿易を制限する必要がないとWHOではしている。


このニパウイルス感染症には、認可されたワクチンや治療法はない。治療のための実験的なモノクローナル抗体が開発されているだけ。


世界に広がる可能性は少ないとされているニパウイルス感染症。


でも、広がったら、世界の半分の人類が死んでしまうってことになる。


世の中、恐ろしい感染症がたくさん、あるもんだ。


恐ろしや、恐ろしや…。


ゆっくり、のんびり、外にいってかえってきたら、


手と顔を石鹸でよく洗って、うがいして。
早めにお風呂で汚れを落として、着替えよう。


ずっと、私は言われてきた。それを、習慣にしてきた私。
いまもなお、続けて、パンデミック禍を過ごしている私である。


外食は、もともと好きじゃない私。
しょっぱすぎるから。
腎臓に負担がかかるし、家で作るごはんを美味しくいただくのが一番。
ちょっと、失敗した料理は、味があっておいしいし。
まずい…という小言もも味のうち。
人間は生ものだから、失敗があったっていいじゃん。


いろんな感染症が増えて、心配も多くなるけど、いままで、なかったわけではないし、
いつの世も、そうやって暮らしてきただけ。


日本だって、疫病が流行ったことは、歴史にも記されている。
ヨーロッパだって、ペストの大流行があった。


チフス、結核…いまでこそ、大したことない病気になっているが、それでも、侮れない。


人間、基本に忠実に衛生的に生きること。


それが、一番って思った。

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