戦後最後の花婿移民奮戦記

日本に生まれ、異国の地に渡り住んだ私のつたない思いをつづります。

雲のように生きたい…

2021年06月23日 水曜日 雨降って…

【雨降って地固(じかた)まる】


雨が降ったあとは、地面がしまることから、問題が起きても、その結果として、物事がうまくいくことをいう。


解決しようと努力すればするほど、泥沼状態になるけれど、ふたを開けてみれば、うまくいって、万々歳ってことになることもあるというたとえ。


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 最近、毎日のように2千人の方々が新型コロナで命を落とされているという現状があるのにもかかわらず、駐在の方々は、どこ吹く風で強気。それは、東京五輪を強行突破するのとどことなく似ている。安全・安心とかではなく、ワクチンの公平性もない出場選手への分配やいまだに終わらないパンデミックのさなかに、よくもお祭り騒ぎを好んでするニッポン。


 昔、不景気になって大変だったときは、お祭りも中止なんてこともあったのに。
親の不幸があっても、きっと、お祭り騒ぎをしても、だれもおとがめしない世の中になったんだろうニッポンって。


 そんな風に思うようになった。何が、東京五輪の原動力なのかまったく、私にはわからないし、たとえ成功に大会が幕を閉じても、まったく喜べない大会だと私は思う。

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