2020年08月19日 水曜日 学校…
サンパウロ市はCovid-19の感染状況を踏まえ
2020年9月8日からの学校再開(対面式授業)を見送った。
サンパウロ州政府の意向とは違うものである。
州全体としても
本来であれば、かなりの感染数が続いているなかでの学校再開は見送るのが
一般的な措置であり、死の危険を多くの人がおうことになるだろう。
私立の学校の経営難という理由もさることならがら、
この状況下におけるすべてを急ぐ措置は
多くの混乱を招くことになるだろう。
9月8日という目標が保てなかったいま、
サンパウロの今年の学校再開(対面式授業)は、
見送るべきなのである。
Covid-19の感染の劇的な改善は、何も対策を講じられていない以上、
まず、望めないことなのである。
ひどくなることはあっても、よくなることはありえない。
ブラジル全土を通じ
外出自粛という規制をかけても
毎日のようにあっちいったり、こっちいったり、
買い物をする人々であふれかえり、
しかも、お金がなく困窮する人もあふれているのである。
すべてが悪循環のもと、ボルソナーロ大統領の「風邪ごときのCovid-19」で
すべての国民の半数はいまだ、ボルソナーロ大統領を信じ、
人気が下がらないのである。
正直な話、
国民の教育が行き届いていない以上、正常な判断を下すことは難しいのだから、
やはり、制限選挙でないと
今回のように
おかしな大統領が選出されてしまうのである。
彼がきちんとした政策をとっていれば、
現状のような感染拡大はなく、
学校も再開をすることができたであろう。